百獣の王の檻を壊した

守りたくて、救われたい

Travis Japanの好きなもの全部

 

書きたくなったので、Travis Japanのこんなところが好きだったんだぞって話、思い付いただけ思い付いた順に書く。

 

 

【兄組】


いきなり激重である(笑)
多分ずっと、私の世界で一番好きだと思う。

練習に来なくなるJr.が続出する厳しいレッスンを耐え抜いて、最後まで残った4人。

常に自分が望む世界で生き残る道を選んできた。
いつでも外に飛び出せるように、全員がそれぞれに必要な努力を続けてきた。

体型も踊り方も目指す場所すらバラバラなのに、ダンスはシンクロしてしまう。
後にそれがTravis Japan最大の武器となるのだから、言わば礎となった人達。


普段は死ぬほどくだらないことでふざけてばっかりなのに、踊ると怖いくらい揃うひろみゅ。

雪解けから春を迎え、幼馴染として落ち着いたのえしめ。

年上2人として、唯一の同期として、お互いの存在を認め合ってきたのえひろ。

お互いパートナーは別にいるけど、一緒にいると楽しい地元の友達みたいなしめみゅ。

はいはい、ひろしめひろしめ(笑)

馴れ合いもせず、甘えもせず、同じグループという事実だけが繋ぎ止めていたのえみゅ。


4人が一緒にいた年月は、それぞれが自分の進むべき道を決めるために必要な時間だったんだと思う。

その先にお互いがいないと分かりながら、10代後半から20代前半の人生で一番大事な時間を一緒に過ごしてきた事実は、この先もずっと変わらない。

何度も人生の選択に迷うことはあったと思うけれど、その度にTravis Japanでいることを選び続けてくれた如恵留くんとしめ。

自分の道を決めた時、まず先に3人に話を切り出した拡輝。

最後の最後まで、Travis Japanを愛し守ってくれた美勇人くん。

どんな形であっても、4人にとってTravis Japanが、JR.Aが、青山劇場が、PLAYZONEが、いつまでも、ふと道に迷った時に、頑張れと背中を押してくれる存在であればいい。


なんてポエミーな言葉で綴ってみたけど本当は、単純に4人でいる時間を見ているのが好きだった。

必然的に引き寄せられた4人の運命が、少しでも長く続けばいいと思ってた。

いつだってかっこいい、憧れのお兄さん達でいてくれてありがとう。
High Fiveと武道館のアンダルシアは、ずっとずっと宝物だよ。

 


続きまして、こちらも激重なんだけど。
【のえみゅ】

君達は一生視線なんて交わらなくてよくて。
永遠に向かい合ったりしなくてよくて。

青山劇場の端と端、どちらが挨拶するか目だけで確認し合う2人が好きだった。

ノールックパスも、グータッチも。
普段は絶対に視線が重なることはないのに、焦った時、思わず同時にお互いの顔を見てしまう2人。
グループがピンチの時、一番にお互いのことを思い浮かべてしまう2人。


10代の頃は多分性格とか仕事に対する考え方とか根本的に合わなかったんだと思うけど、それでも同じグループでいる覚悟を決めたから、向き合った2人。

2人がギスギスしていた時代を私は知らないけれど、ギリギリ殴り合いまではいかなかったくらいの喧嘩をしたり、プレゾンでもしょっちゅう稽古場で如恵留くんが美勇人くんを追いかけ回してた過去があったにもかかわらず、最後のプレゾンで顕嵐が骨折した時、アドレス帳から一番に如恵留くんの名前を探して連絡した美勇人くん。

何の公演だったか忘れたけど、いつものようにらぶとらが横並びだった時、らぶが前に出る流れになってどうするべきか迷っていた美勇人くんの背中を何も言わずに押した如恵留くんと、振り返らずに進んでいった美勇人くん。

いつだって2人の物語は美しかった。

美しくなんかなかったかもしれないけど、2人が同じステージに立つだけで、点と点が張り詰めた細い糸で結ばれるように、美しく見えた。それが何よりの正解に見えた。

もう二度と交わることがなくても、2人が同じグループのメンバーとして居た時間を見届けられてよかった。

長い間、Travis Japanを引っ張ってくれてありがとう。

 

 

【7人】

多分私が永遠に成仏できないのは、何よりもこの7人だと思う。

この7人は、とにかく強かった。

痛々しい傷を負った上に、派手な武器なんてひとつもなかったけど、パフォーマンスだけで同情の目なんか跳ね除けた。
完成度の高さで言えば圧倒的だったと思う。

意地とかプライドもあったと思うけど、全力で過去に勝ちに行く姿が頼もしかった。
この7人なら勝てると本気で思った。

みんなで過ごす最後の夏だから、大切な夏だから、青山劇場を、PLAYZONEを、みんなで過ごした沢山の夏を、最後の切り札として真正面から振りかざした7人は本当に強かった。

あの時間に嘘なんて何ひとつなかった。


「最後の1人になってもTravis Japan

誰に何を言われても、私は今でもこの言葉が嘘だとは思わない。裏切りだと思うなら勝手に思えばいい。

強くて、儚くて、苦しくて、切なくて、愛おしい、夏だった。

こんな夏に、もう一度出会わせてくれてありがとう。
もう一度、好きだと思わせてくれてありがとう。
7人のTravis Japanに出会えてよかった。

 


【9人】

これはもう。楽しかった。全力で大好きだった。それに尽きる。

あの時はただ、今ここに9人揃うことが何よりの幸せで、9人でコンサートなんて夢のまた夢だったし、オリジナル衣装もオリジナル曲も、ましてや横アリ単独公演なんて考えたこともなかった。

いつもしめが9人でコンサートをしたいって言ってくれていたのも、宮近が武道館でこの9人で成功したいですって言ってくれたのも、座長が9人にしかない魅力があるって言ってくれたのも、嘘みたいに嬉しかったけど、同じくらい苦しかったのも事実。

いつもこれが最後の9人だと思って見てた。
この時間が永遠に続く訳ないと分かっていて、知らないふりして、今目の前にある全てを何ひとつ逃すまいと全力で抱きしめた。

みんなそうだったと思う。
ダンスが揃ってるとか、そんなことは全然重要じゃなかった。そんなのどうだっていい。

とにかく騒がしくて9人集まれば動物園、みんなといると楽しくて帰りたくなくなっちゃう、本人達は至って楽しそうなのに、この幸せな時間の先に永遠が見えないから、泣きたくなる。


みんなが楽しそうに笑うたびに、胸が締め付けられた。
みんなの夢が同じ場所にあったら、良かったのにね。

これからのTravis Japanの時間を考えたら、それぞれの人生の長さを考えても、9人の時間なんて、ほんの一瞬だった。

すぐに上書きされちゃうかもしれない、なんてことない時間だったかもしれないけど、その僅かな時間を見守ることができてよかったな。

 

 

悪いけど私は、過去と別れは告げない。明日はない覚悟なんてしない。
過去も全部抱きしめて、今を信じて未来に進む。

 


夢みたいだったな、大好きだった。

 


もし今、結末が分かっている状態で、過去に戻ったとしても。


もう一度、Travis Japanを好きになるよ。
同じようにあの夏、あの劇場に行くよ。

 

 

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